2012年8月9日木曜日

鈴鹿本選が終了しました


こんにちは,和歌山大学ソーラーカープロジェクトです
先日,無事ソーラーカーレース鈴鹿本選が終了しました



8/4 ソーラーカーレース予選

いよいよ迎えたソーラーカーレース本番
マシンの方は相変わらず完成していなかったのですが,先発組の努力もあり,なんとか走れる状態までこぎつけ,いざ予選へ!

まだ大学に残っていた僕はUSTREAMで予選の映像を見ていたのですが,どうやらまだマシンが不安定らしく,低速で走行しているようでした



結果は本選で40チーム中35番スタートというなかなか厳しい順位に...
夜中には後発組も鈴鹿へ到着し,メンバーやOBの方の助力のもとで夜通しマシンの製作に集中しました


ちなみに,自分が担当した箇所は配電盤というもので,マシン全体の電流がここを通って各部品へ流れていきます

                   これです↑



8/5 ソーラーカーレース本選

待ちに待ったレース当日
驚くかもしれませんが,僕が自分たちのソーラーカーが走るのを見たのは今日が初めてでした(笑)

↑出走直前



自分の作った配電盤もちゃんと機能しているらしく,これでようやく走れるぞと思った矢先,次々と問題が...

車検の際,マシンをバックさせたところ,タイヤとカウルが接触し,ロアカウルが破損するという事態に
更にレース直前の最終調整で積算電流計とデータロガーが機能しないことが発覚
これでバッテリーの残量が把握できなくなり,レースでかなりのハンデを背負うことに...



諸所の問題を抱えたままですが,なんとかマシンを形にし,午前7時レースがスタート
総勢40チームが出場する4時間耐久レースです

僕たちのチームにはドライバーが2名在籍しており,一人目→二人目→一人目 と交代してマシンを走らせます
当日の天気は晴れ時々曇りと,コンディションは悪くありませんでした

                   ↑レース中

ソーラーカーレースの醍醐味は,闇雲にただ速く走ることではなく,バッテリーを上手に温存しながらレース終了まで速度を保つことです
つまり,最初にスピードを上げ過ぎずに,速度を一定のペースを保つことが求められます


上でも述べた通り,マシントラブルによってバッテリー残量が確認できない以上,より慎重にマシンを走らせなくてはいけません
しかし,ドライバーの2名が非常に正確なラップタイムで走行し続けたおかげで,レース終盤で他のチームがバッテリー切れで動けなくなる中,バッテリーにも幾分か余裕を残していました

そしてレース終了直前,自分達のマシンも減速し始めている中,前を走っていたチームのマシンを追い抜くことに成功し,見事に完走を果たしました

                 ↑ゴールした瞬間


結果は40チーム中18位
マシンが完全でなく,かつ35位からのスタートということを考えると大躍進です




今回の大会では目標だった完走を成し遂げ,更に順位も上々という満足のいく結果でした
ですが,マシンの完成が直前になったり,メンバー同士の情報伝達不足など,数多くの課題も残りました
これからの方針はまだ決まっていませんが,来年のソーラーカーレースでは今年以上の成果を目指してこれから鋭意努力したいと思います


メンバーを含め,OBや先生方,今回は本当にお疲れ様でした!
また,関係各所の方々へは,この場を借りて御礼申し上げたいと思います
本当にありがとうございました!







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